中小事業者向け決済プランの終了通知が届いたら?対策とおすすめ乗り換え先4選

決済端末の導入
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決済代行会社から 「中小事業者向けプランの適用終了」 という連絡が届いてからの取るべき行動を解説します!

「来月から決済手数料が上がるらしい」 「今までの1.98%が使えなくなる」 「他社に乗り換えれば、また安い手数料で契約できる?」

こうした悩みを抱える店舗オーナーに向けて、 現役の決済端末営業の視点から、 優遇プランが終了する仕組みと、 手数料引き上げへの対策 を解説します。

あわせて、決済額の大きい店舗が 乗り換え先として比較したい stera pack・PAYGATE・PayCAS・STORES 決済 の4社を紹介します。

まず確認:優遇終了後は通常料率になります

中小事業者向けの特別料率が終了すると、 契約先が定める通常プランや一般料率へ変更されます。

ただし、変更後の料率は会社・契約・決済ブランドによって異なります。 通知に記載されている変更日と新料率を必ず確認してください。

結論|中小プランの終了通知が届いたら、2つの選択肢を比較しよう
  1. 他社への乗り換え
    他社の中小事業者向けプランや通常料率を比較する。
  2. 現在の決済会社と手数料を交渉する
    乗り換えが面倒なら、契約先へ手数料率を相談する。

どちらが得かは、 新しい決済手数料・月額費用・乗り換え費用 で判断することが重要です。

中小事業者向け決済プランが終了する仕組み

決済会社が提供する中小事業者向けの優遇プランは、 小規模な店舗のキャッシュレス導入を後押しする制度です。

通常の決済手数料より低い料率が設定される一方、 利用には事業規模や年間決済額などの条件があります。

年間決済額が基準を超えると優遇が終了する

例えばstera packでは、 直近1年間のVisa・Mastercardの決済売上が 2,500万円を超えた場合、 スタンダードプランへ変更される条件が設けられています。

判定は年4回行われ、 対象となった加盟店には事前に通知したうえで プランが変更されます。

PayCASにも年間Visa・Mastercard決済額による 優遇プランの判定があります。

一方、STORESの中小特別料率は、 事業者全体の年間対象決済額3,000万円未満などが条件です。

重要なのは、各社で判定基準が異なること

「年間売上2,500万円」と「年間決済額2,500万円」は同じではありません。 さらに、カードブランドだけを見る会社と、 複数のキャッシュレス決済を合算する会社では、 対象となる金額が違います。

終了後は以前の手数料に戻るの?

一般的には、優遇が終了すると 契約先の通常料率が適用されます。

例えばstera packでは、 スモールビジネスプランの1.98%〜に対して、 スタンダードプランは2.70%〜と案内されています。

ただし、すべての決済ブランドが 同じ料率になるわけではありません。

終了前の契約書に記載されていた料率へ 必ず戻ると決めつけず、 通知後の適用料率を確認してください。

手数料が上がると年間いくら負担が増える?

優遇終了の影響は、 決済金額が大きい店舗ほど無視できません。

例えば、月間カード決済額250万円で、 決済手数料が1.98%から2.70%に変更された場合を考えます。

項目 優遇適用時 通常料率適用時
仮定の決済手数料 1.98% 2.70%
月間決済額 250万円 250万円
月間手数料 49,500円 67,500円
年間手数料 594,000円 810,000円
年間負担増 216,000円

※単純計算の例です。対象となる全決済に同一料率が適用されると仮定しています。 実際のカードブランド別料率、税区分、月額費用、振込手数料などは含めていません。

料率が0.72ポイント上がるだけでも大きな差に

月250万円の決済があれば、 年間で約21.6万円の負担増になります。

乗り換え費用が発生しても、 年間の手数料削減額によっては 回収できる可能性があります。

中小プラン終了の連絡が来た後に取るべき5つの行動

STEP1|通知に記載された終了日と変更後の料率を確認

まずは通知内容を確認し、 いつから・どの決済ブランドの手数料が 何%になるのか整理しましょう。

契約プランや決済手段によって、 変更される料率が異なる場合があります。

STEP2|直近12か月の決済実績を集計

管理画面の売上データから Visa・Mastercardの決済額、 その他カードの決済額、 QRコードや電子マネーの決済額を集計します。

複数店舗を運営している場合は、 事業者全体の決済額も確認してください。

STEP3|現在の決済会社へ料率交渉

年間決済額が大きい店舗は、 通常プランでも個別料率を相談できる可能性があります。

「現在の年間カード決済額」 「変更後の料率」 「他社へ乗り換えた場合の試算」 を示して相談するのがおすすめです。

STEP4|他社の中小プラン・通常料率を比較

現在の会社だけで判断せず、 stera pack・PAYGATE・PayCAS・STORESなど 複数社の条件を比較しましょう。

優遇プランの適用可否だけでなく、 通常料率でもいくらになるか を見積もることが重要です。

STEP5|新端末の審査・開通を確認してから切り替える

乗り換え先の利用が承認され、 必要な決済ブランドが利用可能になったことを 確認してから旧サービスを解約します。

解約金・端末返却・契約期間・ 売上金の最終入金も確認しておきましょう。

他社なら中小プランが再適用される?

ここは誤解しやすいポイントです。

現在の決済会社で優遇プランが終了しても、 別の決済会社の適用条件を満たしていれば、 優遇を受けられる可能性があります。

しかし、乗り換えれば必ず中小プランが 再適用されるという制度ではありません。

再適用の可能性があるケース

例えば、会社によって 集計する決済ブランドや決済総額の範囲が異なる場合、 ある会社では対象外でも、 別の会社の判定基準には収まる可能性があります。

また、中小特別料率の対象にならなくても、 決済実績に応じた通常料率の個別見積もりを 受けられる場合があります。

再適用が難しいケース

すでに事業者全体の決済額が各社の上限を 超えている場合や、 対象外業種・対象外の事業形態に該当する場合は、 優遇プランの適用が難しくなります。

他社へ移るだけで決済実績がリセットされるとは限りません

各社の規約に沿って、実際の事業者全体の 決済実績を申告・確認する必要があります。

過去の決済額を隠したり、 名義を変えて適用条件を回避したりする方法は おすすめできません。

中小プラン終了後に比較したい決済端末4社

ここからは、決済額が大きくなった店舗が 検討したい4社を紹介します。

各社の中小事業者向け料率と、 優遇が適用されない場合の条件も比較しましょう。

サービス 優遇料率の目安 主な判定条件 確認ポイント 公式サイト
stera pack 1.98%〜 直近1年間のVisa・Mastercard決済額2,500万円 通常料率・個別交渉・端末返却条件
PAYGATE 1.98%〜 中小事業者向けプランの対象・新規加盟条件など 通常料率・月額料金・端末キャンペーン
PayCAS 2.20%〜 年間Visa・Mastercard決済額2,500万円未満など 月額料金・4年以内の解約条件
STORES 決済 1.98%〜 事業者全体の年間対象決済額3,000万円未満など 通常料率・スタンダードプランの月額料金

※優遇料率は主に所定条件を満たす対面カード決済の最低水準です。 すべてのブランドや全店舗に適用されるわけではありません。 ※PayCASの2.20%〜は対象プランなどの条件付きで、別途税区分の確認が必要です。 ※料金や適用条件は変更される場合があります。

比較表の見方

すでに中小プランが終了した店舗の場合、 優遇料率だけを比べても意味がありません。

各社へ問い合わせる際は 「年間カード決済額が基準を超えている場合、 実際に適用される料率を教えてください」 と確認することをおすすめします。

① stera pack|決済額が大きい店舗は個別料率相談も候補

stera packの決済端末
大口店舗の料率相談に注目
stera pack

オールインワン端末とサポート体制が特徴。 売上規模に応じた料金相談も検討できます。

中小事業者向けの料率 1.98%〜
スタンダード料率 2.70%〜
初期費用 0円
月額利用料 初年度0円

中小プランが使えない場合でも比較する価値がある

stera packのスモールビジネスプランには 年間決済額による判定条件があります。

基準を超えた場合はスタンダードプランへ 変更されますが、 年間キャッシュレス売上が3,000万円以上の店舗に対しては、 個別の決済手数料相談が案内されています。

すでに他社で優遇プランが終了した店舗なら、 通常料率を前提とした見積もりを比較する価値があります。

こんな店舗におすすめ
  • カード決済額が大きい
  • 手数料率の個別相談を検討したい
  • プリンター内蔵端末を利用したい
  • ロール紙などの維持費も抑えたい
注意点

2年目以降の月額料金や、 契約期間・端末返却の条件を確認しましょう。 最低料率が必ず適用されるわけではありません。

② PAYGATE|持ち運べる端末と低料率を比較

PAYGATEの決済端末
1.98%〜の中小事業者向けプラン
PAYGATE

持ち運べるオールインワン決済端末。 カード・QR・電子マネーに対応します。

中小事業者向け最低料率 1.98%〜
基本月額利用料の目安 3,300円
レシートプリンター 内蔵
通信 4G対応

新しい決済会社で条件を比較したい店舗に

PAYGATEは中小事業者向けに 1.98%〜のカード決済手数料を案内しています。

端末には通信機能とプリンターが備わっており、 カウンター以外での会計にも利用できます。

ただし、優遇プランには 事業規模や新規加盟店などの条件があります。

すでに年間決済額が大きい店舗では、 中小プランの適用可否に加え、 通常料率での見積もりを確認しましょう。

こんな店舗におすすめ
  • 既存の決済端末から乗り換えたい
  • 移動しながら決済したい
  • プリンター一体型の端末が欲しい
  • カード以外の決済手段もまとめたい
確認事項

端末代無料キャンペーンの適用、 月額料金、解約費用、優遇料率の申込条件を 事前に確認してください。

③ PayCAS|売上規模に応じた見積もりを検討

PayCASの決済端末
店舗の売上規模に応じた条件を確認
PayCAS

カード・電子マネー・QR決済を 1台で扱えるマルチ決済サービスです。

中小事業者向けカード料率 2.20%〜 ※条件あり
月額料金 1,980円〜 ※税別
初期費用 対象プラン0円
契約時の注意 4年未満の解約条件

売上額が大きい店舗は個別見積もりを

PayCASでは、中小事業者限定プランのほか、 店舗の売上高に応じた料金相談も案内されています。

すでに他社の中小プランが終了した店舗の場合、 最低料率だけを見るのではなく、 実際の決済実績を示して見積もりを依頼しましょう。

PayCASは端末を長期間使う前提の店舗に向いていますが、 4年未満の解約については違約金の条件があります。

こんな店舗におすすめ
  • カード・PayPayなどの決済をまとめたい
  • 年間決済額が大きく個別見積もりを取りたい
  • 長期間利用する予定がある
  • 月額料金と手数料の総額で比較したい
確認事項

月額基本料に加え、 電子マネーの追加料金、 端末の解約条件、 カードブランドごとの手数料を確認しましょう。

④ STORES 決済|年間決済額3,000万円未満なら要確認

STORES 決済の端末
優遇の判定基準が他社と異なる
STORES 決済

年間対象決済額3,000万円未満などの条件で 中小特別料率を申請できます。

スタンダードの中小特別料率 Visa・Master 1.98%
その他主要カードの優遇料率 2.38%
スタンダード通常料率 2.98%
年契約の月額料金 3,300円(税込)

他社で優遇終了になっても条件次第で比較候補に

STORESの中小特別料率は、 事業者全体の年間対象決済額 3,000万円未満などを条件としています。

そのため、他社の判定対象である Visa・Mastercardの決済額と STORESの判定対象額の違いを確認することが重要です。

ただし、対象決済の年間合計が3,000万円以上なら、 通常料率が適用されるため、 乗り換えによる再優遇を前提にしないよう注意しましょう。

通常料率でも比較する

STORESのスタンダードプランでは、 中小特別料率の対象外となる場合、 主要カードの通常料率は2.98%です。

現在の契約先の料率がそれより高い場合は、 月額費用も含めて比較する価値があります。

こんな店舗におすすめ
  • 年間決済額の判定基準を比較したい
  • POSレジなどの店舗運営機能も利用したい
  • 通常料率まで含めて比較したい
  • 複数サービスをまとめて管理したい
注意点

中小特別料率の適用には条件があります。 対象外になった場合は通常料率に変わります。 スタンダードプランの契約期間や端末条件も確認してください。

乗り換えと手数料交渉はどちらが得?

決済額が大きい店舗ほど、 手数料を下げる選択肢は 乗り換えだけではありません。

乗り換えがおすすめの店舗

  • 現在の料率が他社より明らかに高い
  • 既存会社で料率交渉に応じてもらえない
  • 端末やPOSレジを見直したい
  • 解約金や初期費用を考えても年間で節約できる

現在の会社との交渉がおすすめの店舗

  • 現在の端末・レジ連携に満足している
  • 端末の入れ替えやスタッフ教育を避けたい
  • 年間決済額が大きい
  • 乗り換え時の解約費用が大きい
営業の視点:最初に交渉し、並行して他社見積もりを取る

今の決済会社に相談しながら、 他社の条件も確認する進め方が効率的です。

比較できる数字が揃えば、 現在の決済会社にも具体的な相談ができます。

決済会社へ手数料の引き下げを交渉する方法

問い合わせの際は、感覚的に 「もっと安くしてほしい」と伝えるより、 実績に基づく相談の方が話を進めやすくなります。

交渉時に伝えたい情報
  • 直近12か月のカード決済総額
  • 現在の決済ブランド別手数料
  • 優遇終了後の適用料率
  • 主な決済ブランドの利用割合
  • 今後の売上見込み
  • 他社から提示された見積もり
問い合わせ文の例

現在、中小事業者向けプランの終了案内をいただいております。

当店では直近12か月のカード決済額が約○○万円となっており、 今後も同程度の決済利用を見込んでいます。

通常料率への変更により、 年間の決済手数料負担が増えるため、 継続利用を前提とした 手数料率の見直しをご相談できないでしょうか。

現在、他社サービスとの比較も進めております。 ご検討いただけますと幸いです。

料率が下がる保証はありませんが、 決済実績が大きい店舗では 相談する価値があります。

あなたの店舗はどの選択肢を優先するべき?

店舗の状況 優先したい選択肢
年間決済額が基準を超えている 通常料率の比較・個別交渉
他社の適用条件を満たしている 中小事業者向けプランへの申込みを検討
解約金が大きい 既存会社との料率交渉
現在の端末に不満がある 乗り換えと端末更新を同時に検討
決済手数料が年間数十万円増える 複数社の見積もりを取得

中小プラン終了についてよくある質問

Q. 中小プランが終了すると、すぐに手数料が上がりますか?

変更時期は各社の規定によります。 事前通知後、一定期間を経て 通常料率へ切り替わる場合があります。 通知書に記載された適用日を確認してください。

Q. 他社に乗り換えれば中小プランを再適用できますか?

他社の適用条件を満たす場合は可能性があります。 ただし、年間決済額や事業者の属性によって判断されるため、 乗り換えるだけで必ず再適用されるわけではありません。

Q. 中小プランが終了するのは売上が大きい店舗だけですか?

年間決済額の基準超過が代表的な理由ですが、 業種・事業形態・契約条件などの理由で 対象外となることもあります。

Q. 会社に交渉すれば手数料を下げてもらえますか?

必ず下がるわけではありません。 ただし、年間決済額や今後の取引見込みを踏まえて 個別に相談できる会社もあります。

Q. 乗り換える前に今の端末を解約してもよいですか?

おすすめしません。 新しい会社の加盟店審査・利用開始を確認する前に 解約すると、キャッシュレス決済が使えない期間が 発生するおそれがあります。

まとめ|中小プラン終了は決済コストを見直すタイミング

中小事業者向け決済プランの終了通知が届いたら、 まず確認したいのは、 いつから、どの決済手数料が何%に変わるのか という点です。

決済額が大きくなった店舗ほど、 わずかな料率の差が年間の経費に大きく影響します。

他社への乗り換えと、 現在の決済会社との手数料交渉を 並行して進めることがおすすめです。

stera pack・PAYGATE・PayCAS・STORESの4社を比較し、 現在の決済実績に対して適用される 実際の料率を確認しましょう。

他社の条件を確認してみる

特別料率の再適用が難しい場合でも、 通常料率の見積もりや個別交渉により、 負担を抑えられる可能性があります。

stera pack

PAYGATE

PayCAS

STORES 決済

参考情報

※2026年11月時点の公開情報をもとに作成。
※適用料率・月額費用・キャンペーン・解約条件は契約内容や審査結果によって異なります。
※この記事では最低料率の適用を保証していません。
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