
持ち運びができる決済端末
今や店舗経営で欠かすことができないツールとなっている「決済端末」。
お客さまからカードお預かりし、店内奥などで決済していませんか?
実はこの行為はお客さまから不安に感じられていることが多いです。
2025年4月からPINバイパス廃止(暗証番号をスキップしてのサイン)が廃止となるので、
今後どういった運用しようかと考えている方もいることでしょう。
そこで本記事では席会計やまたイベント出店などで利用できる導入費用が「完全無料」の決済端末をご紹介します。
コストを抑えながらキャッシュレス対応を実現したい店舗オーナー必見の内容です。
・決済端末にお金を掛けたくない
・席会計など店内で持ち運びできる端末が良い
・イベント出店など場所を選ばない営業スタイルで利用できる決済端末を探している方
✅記事の信頼性

\本日紹介する決済端末 早見表/
決済端末 比較表 | AirPAY(エアペイ) | Square(スクエア) | stera tap | PAYGATE |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 3,300円 |
解約金 | 無料 | 無料 | 無料 | 1年以内の解約の場合は残月数分×3,300円 |
決済手数料 | 2.48%〜 | 2.5%〜 | 1.98%〜 | 1.98%〜 |
端末画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
無料で付帯される端末 | iPad カードリーダー | なし | なし | プリンター機能付き一体型端末 |
対応ブランド | ![]() ![]() | ![]() タッチ決済のみ対応 | ![]() タッチ決済のみ対応 | ![]() ![]() |
納期 | 申込から10日程度 | 最短即日 | 最短即日 | 申込から1ヶ月程度 |
公式サイト | AirPAY公式サイト
![]() | Square公式サイト
![]() | stera tap公式サイト
![]() | PAYGATE公式サイト
![]() |
本記事は実際に決済端末の営業職として働いている経験を活かし、お店の形態に合った決済端末を忖度なしでご紹介しています。
今回は持ち運びできる決済端末を紹介していきます。
決済端末選びの参考にしてみてください。
1:AirPAY(エアペイ)

出典:AirPAY公式サイト
おすすめ度 :
初期費用・月額費用:0円
キャンペーン :新規申込限定でiPad贈呈
持ち運びができるおすすめ決済端末1つ目は『AirPAY
』。
ホットペッパーの運営元である株式会社リクルートが提供している決済端末で、
現在、国内最多の加盟店数を誇る決済端末です。
その圧倒的な人気の理由は初期費用・月額費用・解約費用が無料な上にiPadも無償提供してもらえる好条件な部分にあります。
さらに各種クレジットカードだけでなく、主要なQRコード決済にも対応しているため、多様な支払い方法を求めるお客様のニーズに応えたい経営者に最適です。
さらに『Airレジ』との連動が可能で現金決済分とキャッシュレス決済分を自動的にレジで集計することができます。またキャッシュレス決済を選択すると自動的に決済端末にデータが飛び決済を完了することができます。
金額の打ち間違いを未然に防ぐことができます。
費用面でも、決済手数料のみという明快な料金体系で、その手数料率も業界内で比較的低水準を維持しています。
Wi-Fiに接続する必要があります。
店舗に通信環境が備わっていない場合や野外で使用予定がある方は、後ほど紹介する『PAYGATE
』がおすすめです。
AirPAYの口コミ評価
出典:公式サイト
- 飲食店
- 美容室
- 理容室
40代 男性
「Airレジ」を導入して、レジが劇的にコンパクトに、日々の業務もラクに変わりました。
レジ締めも集計もカンタンだし、何より端末が小さいので場所を取らない。
ためらっていたカード決済についても、「Airペイ」だったらコンパクトに実現できるし、「Airレジ」とデータ連携できることにもメリットを感じ、導入を決意しました。決済手数料が低いところもよかったですね。
カード決済ができるようになってお客様がとても喜んでくれています。
30代 女性
「Airペイ」は無線なのでカードリーダーを持ち運べるのが気に入っています。
以前にいたお店では、会計のための専用スペースがあったのですが、当店はマンツーマンで施術をしているため、お客様に動いてもらうのではなく、こちらからお客様まで足を運んで会計をしたいと思いました。
60代 男性
無料で導入できる点はとても満足しています。
お店の規模も大きくないし、キャッシュレス決済をされる方は全体の3割程度なので、
十分な機能が揃っていると思います。
ただサポートセンターに全然繋がらない、そこだけ改善すれば100点
2:Square(スクエア)

出典:Square公式サイト
おすすめ度 :
月額費用&初期費用:0円
キャンペーン :高機能決済端末の購入代金キャッシュバック
持ち運びができる導入費用無料のおすすめ決済端末2つ目は『スクエア
』。
Squareは4種類の決済端末を提供しており、その中の1つ「iPhoneタッチ決済」を無料で導入することができます。
最大の特徴は、お手持ちのiPhoneがそのまま決済端末として機能する手軽さです。
専用機器の購入不要で、アプリをインストールするだけですぐに利用開始できます。
クレジットカードのタッチ決済のみの対応なので、とりあえず決済端末を無料で手軽に導入したい方にはピッタリです。
資金繰り面での安心感も魅力の一つです。
決済された金額は翌営業日に口座に入金されるため、キャッシュフロー管理もスムーズに行えます。
さらに、オンライン請求書決済機能も標準搭載しています。
店舗での対面決済だけでなく、遠隔地にいる顧客からの支払いやサブスクリプション型のビジネスモデルにも柔軟に対応できる拡張性を備えています。
Squareの口コミ評価
出典:公式サイト
- 小売店
- 飲食店
- 美容室
40代 男性
場所も取りたくなく、「iPhoneタッチ決済」を導入してみました。
審査はその日に終わり、アプリを入れるだけですぐに使えるようになりました。
マルシェの販売も月に1度行なっているのでその際に重宝しています。
決済手段は少ないけれど実際タッチ決済できるカードがほとんどなので特に困ったことはないですね。
40代 男性
たとえブランドづくりをするうえで相性のいい決済端末が見つけられたとしても、導入コストが高かかったり、端末が使いにくかったりすれば、継続して使うのは難しいだろう。
この点でSquareなら導入コストもあまり負担に感じず、トレーニングの時間も短く済んでいます。
30代 女性
毎月の定期請求ができるサービスで探したところ、3社ほど候補に残りました。
カードブランドや決済手数料も判断基準になると思いますが、導入の決め手になったのは資本金の額です。Squareは資本金額が多く、安心して取引ができそうだと思いました。
3:stera tap

おすすめ度 :
月額費用&初期費用:0円
キャンペーン :小規模事業者様向け手数料1.98%プラン
持ち運びでできるおすすめ決済端末3つ目は『stera tap
』。
三井住友カードが提供している決済端末サービスです。
レジ台に据え置き型端末の『stera pack
』というヘビーユーザー向けのサービスも提供しており、初めての導入や固定費を掛けたくない方は
当プランがおすすめです。
お手持ちのiPhoneかAndroidにアプリをインストールし、その端末で決済する方法で
2つ目に紹介した『スクエア
』と類似した決済端末です。
一つ大きな違いはAndroid端末にも対応している点です。
Androidをメインに使用している方や決済用に安価なAndroidを使用していきたい方にはこちらの方がおすすめです。
また決済手数料も業界最安値の1.98%で導入することができるので、負担を最小限に抑えながらお客さまの需要に応えることができます。
ある店舗ではstera tapに申込をしたところAndroid端末が無料提供された例がありました。
今は無料提供サービスは終了しているかもしれませんが、問い合わせの際に聞いてみるのも良いと思います。
stera tapの口コミ評価
出典:公式サイト
- パーソナルトレーニング
- 飲食店
- 鍼灸院
30代 男性
個人事業者の自分としては、導入コストがかからないことも大きかったですね。
以前の端末は、購入する必要があった上、バージョンアップした際は再度、新しい端末を購入しなくてはならず、「頻繁に追加費用がかかるのでは?」という懸念がありました。
しかし、stera tapはスマートフォンにアプリをダウンロードする形式なので、そもそも専用の端末を購入する必要がなく、バージョンアップしても端末を買い替える必要がありません。
40代 男性
stera tapには「スマートフォン1台で完結できる」という魅力もあります。
当店はカウンター席とテーブル席があるので、レジまで来ていただく必要がなく、お客さまのお席で決済できる点もすごく助かりますね。手軽に持ち運べるのは、やっぱり便利です。
30代 女性
決済までの手順がシンプルで、「カードで決済したい」と言われたら、すぐにスマートフォンを取り出し、金額の入力・表示をして患者様に見せ、タッチしていただくだけ。
もともと使っていた端末と比べるとトータル1分くらいは短縮できていると感じます。すごく早くて楽だなと思いますし、心にも余裕が生まれました。
4:PAYGATE

出典:PAYGATE公式サイト
おすすめ度 :
初期費用 :0円
月額費用 :3,300円
キャンペーン :端末費用0円
初期費用・月額費用が無料のおすすめ決済端末3つ目は『PAYGATE
』。
株式会社スマレジが提供するオールインワン型のキャッシュレス決済端末です。
この端末1台でクレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応している点は優れています。
また決済手数料が1.98%〜と低水準に設定されています。
クレジットカード、電子マネー、QRコード決済やインバウンド需要があり、手数料を安く抑えたい方におすすめです。
ただ注意が必要なのが、キャンペーン適用が認められない場合は端末代金が請求されます。
また2年以内の解約時に違約金を請求される場合があります。
申込時に契約書をしっかりチェックしてください。
PAYGATEの口コミ評価
出典:公式サイト
- 飲食店
- 飲食店
40代 男性
楽天というブランド力や信頼性、認知度の高さにも後押しされて、楽天ペイの導入に至りました。今ではお客さまの9割がクレジットカード決済なので、導入して大正解でした。
40代 女性
楽天ペイを導入して一番良かったなと思うのは、やはり翌日に現金が振り込まれることですね。他の会社でも翌日入金はなかなか聞かないですね。特にオープンしたての頃はそれほど余裕がなかったので、売上金の翌日入金というのは本当に有り難かったです。
まとめ
初期費用と月額費用が無料のおすすめ決済端末をご紹介しました。
店舗経営を続けていく上でコスト削減は永遠のテーマだと思います。
ぜひ本記事の決済端末でコストを抑えスムーズな決済を実現させてください。
皆さまの店舗経営が発展していくことを願っています!